第48課 星飛雄馬と明子姉ちゃん
2007年 09月 18日
2007年9月17日(星期一) 晴
少し前に新しい学友ができた。
彼女の専攻は「ソフトウェア」であり、
大学で日本語の授業を受けているわけではない。
毎週土日に語学学校へ通い、日本語を勉強している。
「大学を卒業したら日本で働きたい。」とのこと。
そんな彼女の弟もこの秋から大連の大学へ通い始めたということで、
先日、その姉弟と一緒にごはんを食べにいった。
弟さんは僕と同じ大学で英語を勉強している。
もちろん日本語はまったく話せない。
気さくで明るい彼は、僕に対して、「緊張する!」を連発していたが、
お姉さんの「ゆっくりしゃべれば中国語通じるから」という言葉に
促され、恐る恐る僕に話しかけてきた。
まるではじめて「ガイジン」を見る少年のように。
気がつけば最初の緊張はどこへやら、
僕が聞き取れない速さでしゃべり続けている。
完全にイニシアチブを握られてしまった。
本当に明るい弟。
そしてそれを優しく見守る姉。
そういえば、中国人の兄弟を見るのはこれが初めてだ。
弟が席を外したとき、姉が話し始めた。
「卒業したら日本へ行って給料の高い日本の会社で働きたい。
そして、弟の分の学費を私が支払うんだ。だから今、日本語を
勉強している。」
日本では見られない、中国人の親の考え方、子供の考え方、
家庭の事情・・・・・いろいろな背景があるようだ。
僕は何を言っていいのかわからなかった。
何も言えなかった。
ちょっとええ話。
少し前に新しい学友ができた。
彼女の専攻は「ソフトウェア」であり、
大学で日本語の授業を受けているわけではない。
毎週土日に語学学校へ通い、日本語を勉強している。
「大学を卒業したら日本で働きたい。」とのこと。
そんな彼女の弟もこの秋から大連の大学へ通い始めたということで、
先日、その姉弟と一緒にごはんを食べにいった。
弟さんは僕と同じ大学で英語を勉強している。
もちろん日本語はまったく話せない。
気さくで明るい彼は、僕に対して、「緊張する!」を連発していたが、
お姉さんの「ゆっくりしゃべれば中国語通じるから」という言葉に
促され、恐る恐る僕に話しかけてきた。
まるではじめて「ガイジン」を見る少年のように。
気がつけば最初の緊張はどこへやら、
僕が聞き取れない速さでしゃべり続けている。
完全にイニシアチブを握られてしまった。
本当に明るい弟。
そしてそれを優しく見守る姉。
そういえば、中国人の兄弟を見るのはこれが初めてだ。
弟が席を外したとき、姉が話し始めた。
「卒業したら日本へ行って給料の高い日本の会社で働きたい。
そして、弟の分の学費を私が支払うんだ。だから今、日本語を
勉強している。」
日本では見られない、中国人の親の考え方、子供の考え方、
家庭の事情・・・・・いろいろな背景があるようだ。
僕は何を言っていいのかわからなかった。
何も言えなかった。
ちょっとええ話。
by shimikkk
| 2007-09-18 01:09